せかんどはうすでは、子どもたちに色んな体験をしてもらうことで、
それぞれの魅力を見つけ出してもらえたらと思い、色んなカリキュラムを実施しております。
そんな講座ですが、毎月1回特別に様々なジャンルで活躍する方々をお招きして
子どもたちに本物を触れてもらう機会にしております。
2021年11月特別講座:お寿司屋さんの世界
年間12回実施予定の特別講座。
第8回目の今回は、高槻市でにぎり寿司専門店を営んでいらっしゃる
「にぎりずし専門店真田丸」様にご協力いただき、特別講座を開講いたしました。
子どもたちは「お寿司屋さん」と言えば回転寿司をイメージしている子が多く、回らないお寿司屋さんの想像がつかない様子。
真田丸というお店の名前にちなんでこんな問題も。
4年生の男の子が「真田幸村!」と大きな声で回答してくれていました。
「皆のおうちにもこんな家紋があるんだよ」という話にもみんな「そうなん!?」と驚いた様子でした。
お寿司屋さんのお仕事をスライドを通して、実際にお話を聞いてみんなで知ることが出来ました。
そしていよいよお魚の解体ショー!
今回は実際に大きなブリを用意していただき、解体ショーをしていただきました。
始まる前から前のめりになっていみんな気になっている様子。
いざ解体が始まると「頭が~!」「痛いのかな?」
「骨は!?」と興味津々な様子で、その場で立ち上がって見ている子もたくさんいました。
あんなに大きかったブリもすぐにみんなの見慣れたお寿司の姿に変身!
職人さんの握るスピードにみんなびっくり!
「はっや!」とあちらこちらで声が聞こえ、中にはタイマーでお寿司の形になっていく様子を測っている子も。
そしていよいよ実食タイム!
食べる前はブリを食べたことがない子も多く不安そうにしている子がたくさんいました。
それぞれ楽しみな様子、不安な様子を抱えながらきちんと列に並んでお寿司を受け取り、いざ実食!
「美味しい!」とみんなニッコニコ!
「回転寿司と全然違う!」とみんなとても美味しそうに食べていました。
美味しすぎてガッツポーズをする子も。
みんな一瞬で二貫のブリを完食。食べ終わった瞬間から「おかわり!」の声がたくさん。
おかわりしたいこがほとんどできちんと並んでおかわりもゲット!
本当に美味しそうに食べていました。
食べ終わった後には感想をメモに書いている子もいました。
「ブリが一番美味しいかも!」「また食べたい!」
「夜ご飯いらないからもっと食べたかった!」とみんな嬉しそうに話していました。
普段口にする機会があるお寿司でも、子どもたちはそれが実際にどのように
お寿司の形になっているのか知らない子がほとんど。
今回改めて人は生き物の命を貰ってご飯を食べていること、
感謝をして食べることの大切さを知る機会になったのではないかと思います。
せかんどはうすでは今後もホンモノに触れ、成長していってほしいです。