毎月、せかんどはうすでは、本物のプロの方にお越しいただき特別に講義をしていただいています。
今回は夏休みということもあり、8月4日大阪府吹田市にあるパナソニックスタジアムにて、昨年までJリーグでご活躍されていらっしゃいました菅和範氏を迎えて特別講義を実施いたしました。
今回、特別講師に来てくださいました菅和範氏とともに、パナソニックスタジアム様をはじめ特別にご協賛いただきました企業様には改めまして感謝を申し上げます。
元Jリーガーに学ぶ、「ホンモノのサッカーとは!」
日差しのひときわ強くなった8月4日。
せかんどはうすのみんなが降り立ったのは、大阪府吹田市にあるここ「パナソニックスタジアム」。
今回、2021年の夏に特別な体験をしてほしいというただ一心で、何か子どもたちにとって価値ある一日をできないかと考えていた中で、これまでの繋がりの中で、元Jリーガーの菅様のご紹介をいただき、特別講義を実施していただきました。
単に本やテレビで見るだけではなく、本物の体験をしてもらうことで、自分たちの持っている何かをくすぶるヒントをつかんでほしいと思っており、今回は「サッカー」というカテゴリーで特別講義を行いました。
着いた先にあった大きなスタジアム!
普段は入ることができない場所へ潜入。
パナソニックスタジアムを運営されている方の先導のもと、スタジアム見学ツアーへスタート。
何故か連れてこられた1つの部屋。
みんななんで??という雰囲気の中、、、ボタンを押すとそこからは、
スタジアムの全貌が見渡せる実況席のブース。
関係者やアナウンサーなどしか入ることができないスペースにいたことで子どもたちはびっくり。しかも、ガラスがない!
何故ガラスがないのか、落ちないのかなどこどもたちは質疑応答をしていました。
そのあと、スタンドへ。6階部分よりもさらに上に上がっていく子どもたち。
こちらのサッカースタジアムの観客席にはすべて屋根がついていると聞き、すごいと感心しっぱなし!
そこからあたりを見渡すと机のある席に座ってと言われ、座った席は記者席。
新聞記者さんなどが座って記事などを書くために使うもので、コンセントもあるPC使用になっていることを知った子どもたちはびっくりしていました。
そこからスタジアムの観客席の見学へ。
めちゃくちゃきれいなスタジアム。
大阪吹田が誇れるサッカー専用のスタジアムですね!
ちゃんと雨水も利用できるような施設になっているということも途中で勉強。屋根を伝って雨水が流れ、そこからトイレの水などに使われている説明を聞いた子どもたちは感心していました。
ガンバのホームスタジアムであるため、横にはガンバの選手たちが練習しているところもあります。
スタジアムのゴール裏側くらいで全景を見ながら質問タイム。
そこからスタジアムの中を徐々に降りていき、色んな箇所からグランドを見学し、グランドの前の席まで下りてきて改めて大きさに感動。
ピッチの近くまで下りてきてグランドの近さを体感。
そして、次は裏側潜入で選手のロッカールームへ!
実際に選手たちが使われているロッカールーム。この場所は、アウェイ側のロッカー。
もちろんここはガンバ大阪の本拠地。
ガンバ色がちらほらみられる中、実際に使われているガンバ選手のロッカールームへも連れて行ってもらいました。
そこにあった1つのモニター。
実際に知っている選手の映像が流れていてサッカーに詳しい子どもは興奮気味!
で、
実際にはここで、選手たちは円陣を組んでピッチに赴く場所でもあるので、せっかくなんでみんなで円陣を組んでみました!
そして、そのままピッチへ!とはいかず途中グランド手前まで入らさせていただくことができました。
そこからグランドの周りを1周。
菅選手がアップしていた時のように、色んな走り方周ってみました。
手入れされつくしているので緑と青空がほんとにきれいなスタジアムです。
帰ってきたみんなは、元Jリーガーの菅さんと一緒に体を動かす運動体験をしました。実際にサッカー選手がやるトレーニングや反射神経を鍛えるような鬼ごっこなどを取り入れながら、1時間弱目いっぱい一緒に体を動かしていました。
昨年度、実際に使われていた公式球をお借りすることができ、本物をさらに実感した子どもたち。
実際のボールは、「翼」って書いてありました!
ボールをもって短距離を走る練習をしたり、
実際にボールを蹴ってみたり。
菅さんVS子どもたち17人でサッカー対決やチームに分かれてドリブル対決など本当に色んなことを一緒にやってもらい、
最後は、1対1のPK対決もしてもらい大満足。
さらに、トレーニングで使ったボールにサインをもらい大満足すぎる本物のサッカー体験をしてもらえました。
今回のことを通じて、「サッカー」という職業やサッカーにかかわる職業などいろんなことがあることを知ってもらえたと思います。
少しでも将来、せかどはうすで見たことを活かしてもらえればと思っております。
出来るだけホンモノに触れてみること。触れてみることで、そこから1つのヒントをつかんでもらえるような取り組みをせかんどはうすでは実施していきます。
今回のご協力いただいた皆様
菅 和範 様
1985年11月11日(35歳)愛媛県出身。
経歴
今治東中等教育学校(旧今治東高校)~高知大学(中学校、高等学校教諭一種免許状 保健体育 取得)~FC岐阜~栃木SC
ポジション
MF/DF
FC岐阜 (所属:2008年~2011年)
- 戦績:リーグ戦134試合、9得点 天皇杯7試合 出場。
2009年、2010年は主将 - ピッチ外活動:地域貢献活動を積極的に参加し、新人時代には駅前での集客、ビラ配り等も経験。
その他、岐阜県の母子生活施設、障がい者就労支援事務所を訪問し地域貢献活動もなどの経験。
栃木SC (所属:2012年~2020年)
- 戦績:リーグ戦158試合、4得点天皇杯4試合 出場。
2018年と2019年に副主将、2020年に主将 - ピッチ外活動:県内の児童養護施設への訪問や、栃木県内6つのプロスポーツ団体と交流、そのほかコロナ禍では子ども達の為に6プロ団体所属選手からのメッセージ動画制作の発起人、取りまとめ役として活動。
Jリーグに関する活動
- 2012年~2020年 日本プロサッカー選手会副会長としてリーグとの対話を通じ、日程、待遇、選手の価値向上を目指し活動。現在はOBスタッフとして活動中。
- 2016年~2020年 FM栃木 SCFMラジカン パーソナリティ 363回放送(火曜日、20時放送、30分番組)
- 2016年~現在 喜連川温泉PR大使